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暗譜。

 


~暗譜~

(若きピアニストへ より)

 

レッスンでは いつも 
初めに生徒が一曲、または1楽章を とおして、
暗譜 ・ 中断なし で弾きます。

なにが起こっても、つづけなければなりません!
(´Д`|||)アウ~

 

それによって、ミスから いち早く立ち直り、
記憶のとぎれを取り戻すことを学ぶひつようがあるから
です。

 

これは、もちろん、家で練習するときに、ミスした場合とは、
反対のやりかたです。


その場合は、まず 止まってしまってどうしたのかをハッキリさせ、
なぜミスをしたのかを 客観的に考え、
それをなおして 正しいやりかたで弾いてみる。

そして、はじめて次へ進む というやり方です。

※録音することは、テクニックの間違いや、
その原因をさぐるのに、実に有効です。

 

トスカニーニは、奏者たちが、リハーサルで全力をださないと、
爆発(非常に怒る)したと いわれています。

 

けれども、演奏中に間違いがあったとしても、
人間のすることです。(;´Д`A ```

誰にでも、どこにでも 起こり得ることでしょう。(´・ω・`)

 


 

暗譜というものは、本気で取り組めば、

だれにでもできるものだと私はおもいます。

反対に、初見には 生まれつきの才能を持ったピアニストがいるものです。

 

■第一に、ピアニストが何週間のうちに、ある種の指づかいを自分のものにしていく、
触覚とも言うべき感覚が あります。

 

 

■次に、写真をとるような記憶です。

例えば、「楽譜の左上で第二主題がおわっている」といったことを
知っておいて、それを心の目で見て、ひきながらページをめくることを想像しているのです。

 

 

音感による記憶法もあります。

これは、次にどういう音がくるかと、それが鍵盤上のどのあたりに
くるかを覚えておくことです。



私は、生徒に、「この曲を 来週までに 暗譜していらっしゃい」
ということは 決して言いません。

暗譜は、強制してできるものではなくて、
どんな曲を勉強するにも、集中した努力によって自然に できるものだからです。

もちろん 指使いを変えるときは、じゅうぶんに注意しなければなりません。
リサイタルの前の日になんて、とんでもないことです!

新しい 指使いを自分のものにするには、
あるていど時間のかかるこのですし、
やはり 公の場での演奏を前にしての ストレスも
考慮しておかなくてはなりませんから。。。。

 





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